2009.06.11 Thursday 15:10

夏の石けん チュニジアンミントオレンジ


フレッシュハーブの季節到来。
レモングラスやバジルなどの高温を好むハーブには少し苦手な梅雨時でも
ミントにはパラダイスな気候らしく鉢いっぱいに生い茂る季節だ。
私たちが慣れ親しんでいるミントと言えば、
スーパーマーケットの売り場でもよく見かけだれもが知っている
強い清涼感と香りをもち和名を西洋ハッカと呼ばれるペパーミントや
香りが穏やかで甘みをもつ和名をオランダハッカと呼ばれるスペアミントがあるけれど、、、
ほかもパイナップルミント、アップルミント、ベルガモットミント、カーリーミント、、、etc
交配しやすく繁殖力が旺盛なミントは世界中に400種類もあると言われている。
そうそうカオリメグミでおなじみの日本を代表するハッカもミントの仲間なのだ。

そんなミントも我が家では、日常使いができるほどの存在感はないのだけれど
たまたま手に入れたフレッシュミントを前に、どうやって使おうか。。。
と、ひとちぎりした葉を口に放り込み、ガム代わりにクチャクチャしながら考えていると、、、
最初に浮かぶのは、、、北アフリカでの体験だ。

日本では生活必需品とまでは浸透していないミントを、
なくてはならない存在として古くから家庭で利用しているモロッコやチュニジアの人々。
アルコールをほとんど飲まないイスラムの国の人々が、
朝から晩まで老若男女が毎日欠かさず飲んでいるのがミントティーだが
そのミントティー、私の知る欧米スタイルのミントハーブティーとは少し違っている。
だれもが知るミントハーブティーとは、ミントの葉を熱いお湯で入れたハーブティーのことをいう。
しかしモロッコやチュニジアで指すミントティーは、大きなポットにガンパウダーと呼ばれる中国の緑茶に、
市場で売られている山積みのフレッシュミントをひとつかみ。
そのうえ甘く懐かしい角砂糖を恐ろしいほどたっぷり入れ、入れるべき物がすべて出揃った段階で、
ポットめがけ、これでもかというくらいの高い位置から熱湯をそそぎ込むのである。
その後ポットにフタはせず火にかけ、茶葉が十分に開いたらできあがり。
それを、再び高い位置から人数分のグラスにそそぎ込むのだ。
おそらく日本の茶道や香港・台湾の工夫茶のような難しい作法まではないものの
ワザあり!な見せ場をここぞとばかりに見せてくれることもしばしば。
そんな手技が鮮やかに光る茶道具に魅せられた私は、ホテルの近所で見つけた日用雑貨のお店から、
趣味のよいイスラム装飾が施された”なんちゃってシルバー”のティーポットや
不出来だけれどシンプルな手作り感満載のチャイグラス(小ぶりのお茶専用グラス)を
コミュニケーションの行き違いで1ダーズ(12個)も買い込んできたものの、、、
なかなか現地で目にした作法?では未だ入れたことがない。。。
っていうか、、、火傷か怖くてできないでいる。

それでも私は、たくさんのフレッシュミントを使い
ミントハーブティーではなく、渋苦甘い複雑な味わいのミントティーを私の作法で入れて満足している。
今年の夏は、昨冬訪れたチュニジアンスタイルを真似て、たっぷりの松の実を入れたミントティーに
オレンジフレーバーなお菓子を用意して、ぜひぜひ楽しんでみたい♪と思いながら
チュニジアのティータイムをイメージした夏の石けん”チュニジアンミントオレンジ”を用意した。

北アフリカの大地の恵みオリーブ、ミント、オレンジがぎっしりつまった石けん。
紫外線から肌をまもるといわれミントティーのベースとなる緑茶(京都宇治茶)を
乾燥した肌によいといわれるオリーブオイルでインフューズド(漬け込み)し
肌の細胞再生と保湿効果が期待できるといわれるリッチなオイルヘーゼルナッツや
チュニジアから持ち帰った花の香りのオレンジフラワー(ネロリ)ウォーターをベースに配合。
エッセンシャルオイルには、透明感の中に甘さのあるやわらかな香りスペアミント、
ビターなオレンジの香りベルガモット、果実と若葉が混ざった高貴な花の香りネロリをブレンド。
そのうえペパーミントやクレイイエローをアクセントに。
チュニジアをイメージしたミントグリーンの石けんがつくりだす
涼しげなのにリッチな泡は、暑い夏の疲れをクールダウンしてくれそう。

この夏、チュニジアンなひとときはいかが?

メグミ

2009.06.10 Wednesday 16:13

夏の石けん ココナッツミルク


東南アジアのリーゾート地へ旅すると
いつでもどこでも必ず見かけることができるココナッツ(ヤシの実)。
肌を差すような陽射しのなかを歩けば、ところかしことヤシの木に実っている。
もちろん街中でも屋台や市場で簡単に出くわす。
ふらりと入ったオシャレなカフェやレストランでさえ、必ずメニューにココナッツジュースがあるほどだ。

もう6年も前になるだろうか、、、
タイのプーケット島でのんびり過ごそうと、海岸沿いの静かなヴィラに一週間ほど滞在したことがある。
インド洋を一望できる部屋から一歩外に出ると、ヤシの木やトロピカルな植物で構成されたプチジャングル。
その中を縫うように造られた空中回廊を下へ下へと降りて行くと、静かなプライベートビーチが広がる。
外洋から運ばれる心地よい風や波の音をBGMに、午前中から美しいサンセットが観られる夕方まで
太陽の動きとともに移動するパラソルの陰を追いかけながら過ごすのが私の日課となった。
そんな誰にも邪魔をされないビーチにも、日に数回どこからともなく、
絶妙なタイミングで地元の子供がオリジナルのメニューを携えてドリンクやスナック菓子を売りに来る。
最初のうちは「いらない」と一言。まとわりつく虫を払いのけるような態度をとっていた私。
それでも1日数回、昨日も今日も、私から「いらない」と言われることがわかっていても
彼らは太陽のような微笑みといっしょに注文をとりに来る。
そうか、、、これは彼らの仕事。もしかしたら勉強よりも大切な仕事なのかも。
働かざるもの食うべからずということか。。。
そんな想像をし始めた私は、、、こんな子供に商売させるなんてずるいじゃないか!と思いながらも
まだあどけなさが残る女の子からメニューを受け取り「あなたのおすすめは?」と聞いていた。
日焼けした顔から真っ白な歯を覗かせ「ココナッツジュースよ」と少しはにかんだ笑顔で答えた。
数分後、彼女は焼けるような砂を薄っぺらなビーチサンダルで踏みしめ
額いっぱいに汗をかきかきビーチの端から、大きなココナッツの実を大切そうに運んできた。
そして私の目の前に手際よくセットし終わると、実に挿したペナペナなストローで透明なジュースを飲み、
添えられたアルミのスプーンで真っ白な固形乳の実をすくって食べるジェスチャーまで披露してくれた。
その仕草が可愛かったこと。。。私は心から「ありがとう」と言いチップをはずんだのだった。
彼女のかんばりと優しさがつまったココナッツは、清々しくさわやかでちょっぴり甘い味がして
どんなにステキなレストランでいただくココナッツよりも美味しかった。
その日以来、このビーチでのココナッツは彼女のものと決めた私は、最後の日まで飲み続けたのだった。
その後、南の国へ行くたびに好んでココナッツを口にするけれど
彼女のココナッツ以上の味にまだ巡り会ったことがない。

今回、夏の石けんを企画するにあたって、
カオリさんからココナッツミルクは?と提案されたとき、私はプーケットのココナッツを思い出し
ビーチで出会ったココナッツ売りの彼女のような、元気になれそうな石けんが作れたら・・・
と願い誕生したのが、今回ご紹介する夏の石けん「ココナッツミルク」。

これからの季節におすすめしたいトロピカルエナジーがつまった新レシピ。
保湿効果があるといわれこっくりとしたクリームのようなココナッツミルクに、
肌を健やかに保つといわれ鮮やかなルビー色をしたハイビスカスティー
そして肌荒れや傷の修復によいといわれるレッドパームオイルをベースに配合。
エッセンシャルオイルには、肌を元気にしてくれるといわれ
果実そのものの甘く優しい香りのスイートオレンジと
「花のなかの花」を意味する名を持ち皮脂バランスを整えるといわれ
オリエンタルな甘い花の香りのイランイランをブレンド。
夏らしいオレンジ色とココナッツミルク色のツートーンカラーが生みだすクリーミーな泡から
南国ブーケのようなエキゾチックな香りが広がり、ココロもカラダも癒され元気までもらえそう。

この夏、気分はトロピカル♪

メグミ

2009.06.09 Tuesday 17:52

夏の石けん 花火


日本の夏の風物詩”花火”。

「玉屋〜!」「鍵屋〜!」でおなじみ。
かつて江戸の夜空を彩った花火も、もともとは狼煙(のろし)から始まったのだという。
それから時を経て江戸時代に入ると花火として定着し、
最も古い花火大会は隅田川花火大会で、隅田川の川開きに競い合ってあげたのだそう。

最近では東京ディズニーランドのファイヤーワークスやイベントなどで
頻繁に見物することができるけれど
やはり私は、年に一度の花火大会で観る花火に風情を感じて好き。
毎年毎年思考をこらした、古典的なものから時代を反映した現代的なものまで
花火師さんたちの粋な心意気から流行までを表現した、これぞ職人技を楽しめるからだ。
そんな花火の鮮やかな色や肝にドド〜ンとくるような音、そして怪しげな火薬の匂いを楽しみながら
持参した団扇(うちわ)で生温い風を起こすと、、、
湿った空気といっしょに川沿いの土手に育つ草花の薫りが流れだす。
いろいろなものが混ざったこの独特な薫りは、なつかしい夏の夜そのものだと近年気づいた私は
渦を巻く蚊取り線香の薫りとともに、日本の代表的な夏の薫りとして記憶している。

今年もここ東京でも、隅田川を始め神宮外苑や多摩川などの花火大会が開催されるそうだ。
そんな夏の夜を彩る華やかな花火。カオリメグミでもこの花火のイメージを表現したくて
今回、夏の石けん「花火」を作ってみた。

一つでも多く、和の素材を使いたくて、、、
マイルドな肌触りで保湿効果が高く、夏の日焼けによる乾燥にも最適といわれるカメリアオイル(椿油)に
汗ばむ夏、肌の余分な皮脂を吸着してくれるといわれる炭のパウダーをベースに配合。
墨色に映える艶やかな色には、日本の代表的な草ヨモギを始め
大地の恵みクレイイエロー、ウルトラマリンピンク/ブルーでアクセントを。
今回エッセンシャルオイルには、カオリさんが夏の夜の土手をイメージした
森林と果実の香りで和名を西洋ネズと呼ばれるジュニパーベリーと
デオドラント作用もあるといわれウッディーで大地をイメージさせるような香りパチュリをブレンド。
華やかで美しい花火に心奪われながら感じる風や草の薫りで、新たな夏の夜を楽しんはいかが。

この夏、おウチでも毎日「花火」をどうぞ!

*こちらの石けんはタオルなどに色落ちします。ご使用後、お湯やぬるま湯などで洗い流してください。*

メグミ

2009.06.08 Monday 10:23

夏の石けん エルダーフラワー

 

”6月になると街中にあふれるマスカットの香り。
その花はシロップやワイン、

各家庭でさまざまに工夫して楽しまれてきました・・・”
夏を目前にこんなステキな情報を目にしたら、、、
興味が湧かずにはいられなかったハーブ ”エルダーフラワー”

ちょうどこの時期、イギリスを始めヨーロッパ各地で

ミルク色の花を咲かせ、辺り一面マスカットによく似た甘い香りを

漂わせているのだろう。。。
一度そんな中を歩いてみたいものだ。。。
と思いながらエルダーフラワーのハーブティーを入れた。
熱湯を注いだガラスポットの中は、

時間と共に淡い黄色みがかった色に変わり、
マスカットに似た甘い香りを放つ。。。

そして口に含むとやさしい安らぎの味わいがひろがる。。。
一杯のハーブティーがくれたホッとするひとときを楽しみながら、
エルダーフラワーティーの作用を調べてみると、、、
神経をなだめて不安を取り除いたり、

ゆううつな感情を和らげる効果があるうえ
血液の循環を刺激して発汗を促しからだの中の毒素を排出してくれ
欧米では「インフルエンザの特効薬」として

古くから親しまれているのだという。

そんなポピュラーなハーブなら、

きっと他にもステキな楽しみ方があるにちがいない!

と思い調べていくと、、、
やはり一番メジャーな利用法として紹介されているのは

”エルダーフラワーコーディアル”だ。
コーディアルとは、収穫したハーブやベリーを、
煮つめた砂糖水に漬け込んで作る自家製シロップのことらしい。
ラズベリーやカシスなどの果実のほか

ジンジャーやシナモンなどのスパイスも使われるそうだ。
そんなさまざまなコーディアルの中でも、

エルダーフラワーのコーディアル作りはイギリスの夏の風物詩であり
砂糖・水・レモンが収穫したてのエルダーの味と香りを引き立てて、

懐かしいママの味になるのだという。
どんな美味しさなのか、チャンスがあったら

一度味わってみたくなるようなレシピだ。

と思いながらも、

そんなチャンスがすぐに訪れなくても楽しめそうな利用法を見つけた。
それはエルダーフラワーティーを化粧水として使う方法だった。
これからの季節、気になるシミやソバカスによいらしい。。。
さっそく夏の化粧水として試してみる価値があるかも。

エルダーフラワー、、、なんて使えるハーブなの〜♪♪♪
これはぜひ夏の石けんに使ってみたい!

作ってみたい!楽しんでみたい!と思い
この夏、イギリスのママの味

”エルダーフラワーコーディアル”をイメージした
カオリメグミ初登場の石けん「エルダーフラワー」をご紹介。

今回はこのすばらしい素材をとことん活かそうと、、、
甘い香りの花を3つの方法で使用をすることに。
まずは、夏の乾燥肌にも適しているといわれるオリーブオイルで

じっくりインフューズド(漬け込み)し、
シミやソバカスによいといわれるティーでダブル抽出したベースに、

グラインドした花をトッピング。
そのうえ保湿効果や抗菌・殺菌作用が期待できる

野花の香りのハチミツを配合し、夏にうれしいレシピにしてみた。
エッセンシャルオイルには、

レモンに似た甘酸っぱい爽やかな香りリツイアクベバと
ローズのような甘さと温かいスパイシーな木の香りをあわせ持つ

ローズウッドをブレンド。
クリーミーでやさしく甘酸っぱい香りの泡に包まれながら、

初夏の訪れを感じてほしい。

この夏、ぜひステキな初体験を♪

メグミ


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