2008.01.30 Wednesday 13:27

お茶好き

私のキッチンには、日本茶、中国茶、紅茶にハーブティー
まるで、カフェのような品揃えでお茶を常備している。
おみやげやお返しでいただいたものに加え、旅先で美味しかったものなど必ず買ってしまうから、、、
賞味期限に追われながら、飲めども飲めどもなくならない。
カオリメグミのおやつ時間にも「今日は何飲む?」とお茶だけはかなり充実している。

ちょっと前まで、静岡産の「生茶」がお気に入りだったのだけれど
ここ最近ハマっているのは、台湾産「阿里山鳥龍茶」。
中国茶は初めて訪れた香港で飲んで以来、すっかり虜になってしまった。
その後、香港を訪れるたび同じ店の同じ銘柄の茶葉を買うほどに。
そして今回初めての台湾に心が踊った。
って言うのも「おいしい中国茶は中国や香港ではなく台湾にある。」と言う話を聞いたことがあるから。
そう言えば、、、薫りもよく美味しかったいただきものの「コウザンキンセンチャ」
あれも確か台湾阿里山の茶葉だったよな〜と思い出し
いそいそとちょっぴりお高目の茶藝館へ入って行った。が、しかし
絶対に購入しようと決めていた「コウザンキンセンチャ」がまったく見当たらない。
すると、、、店主曰く「キンセンチャ」は茶葉としてはおすすめしません。
したがって当店には置いてありません。とのこと。。。
ならばと腰を据え、まずはお店自慢の「凍頂鳥龍茶」を。一煎。
最初は目で楽しむ「澄んだ黄金色がキレイ〜」次は鼻で「ん〜いい薫り♪」そして一口。
すると黄金色した液体がふわ〜っと口の中に広がり、清々しい薫りが鼻腔に届いた。「美味しい!」
二煎目「ん〜やっぱり美味しい!」三煎「ん〜甘い花の薫りかな?」
四煎「ん〜あれ〜?」五煎「なんだか、、、。」
と、そこで店主「じゃーこちらを飲んでみて」と白湯を一杯。
「むむむ、この白湯、甘い。。。?」と思った矢先に「甘いでしょう?」
「いい茶葉はほんの少しの量で、どんな入れ方をしても十数煎飲め、渋くもならず、薄くもならず、
しかも飲めば飲むほど、口の中が甘くなるのですよ。」と。
そして六煎目「やや!もっと甘い!!」七煎、、、、、、十煎「なんだか甘いお菓子を食べたみたい。。。」
と、お茶と店主のマジックにメロメロになってしまった私へ畳み掛けるように
「いい茶葉は、お茶請けなんて必要ないのです。お茶の薫りと味で十分満足できるものです。」と一言。
ならばついでに!とワンランク上の「阿里山鳥龍茶」をたらふく飲ませていただいた私は
想像どおり、これらのすばらしいお茶を自宅でも飲めるよう買わずにはいられなくなっていた。


帰国後さっそく試してみた。
するとあの茶藝館でいただいたお茶と同じ薫り同じ味が再現できた。
しかも、お湯を注がれゆるりと開いた茶葉は美しい葉のかたちに復元され、
一枚一枚手摘みされた葉だとわかる。
どんな入れ方をしても、十数煎飲んでも、、、確かに満足できる。
そして絶対にしてはいけない「お茶請け」といっしょに♪も試してみた。
やはり、してはいけない愚かな行為であることをすぐに悟った私は
あの茶藝館の店主が教えてくれたことは、正しいことだったのだなあ〜と思いながらも
以前、私がすばらしい薫りだと思った「コウザンキンセンチャ」のほとんどはケミカルな薫りだよ
と言った店主の言葉が耳に残った。

私はどれだけ本物の自然の香りを知っているのだろう?と考えながら
それでも、美味しければそれもよし。とする私は、、、
本物のお茶好きではなく、お茶時間好きなんだろうなあ〜きっと。
そして今日もカオリメグミはお茶でひと休み。

メグミ

2008.01.15 Tuesday 23:08

夜の香り花

海外旅行をすると必ず訪れる場所がある。
観光名所でもなく、有名レストランでもなく、
地元の人々の生活感を肌で感じることができる市場に。
そこには、東京築地の場外市場などとは違った活気に満ちていて
その土地の生活や習慣を理解するにはうってつけ!私の大好きな場所のひとつ。
LAやハワイなら地元でとれた野菜や果物、蜂蜜が並ぶサンデーマーケットへ。
モロッコだったらミントやスパイスの香り漂うスークへ。
そして最近とくにお気に入りなのは、アジアの市場。

去年の秋に訪れた台北では、市民高架道路の下にある駐車場が
毎週日曜日には巨大な花市場へと変身する。もちろん私も足を運んでみた。
目的は一つ。どうしても、もう一度香りを確かめたい花を探し出すために。。。
台北の花市場には、日本では想像できないくらいトロピカルなものばかり
観葉植物が大好きな私は「うっひょー!」と叫びたいほど
カラフルで元気な植物がた〜くさん。まるで熱帯植物園のようなラインナップ。
かつて育てるのに失敗したザミアや見たこともないくらい大きなダリアがあちらこちらに。
そんな幸せ空間をグングン進んでみると、
露店の片隅に、なにやら大きなポリバケツ。その中に無造作に放り込まれた切り花を発見!
これは、もしや、、、と思い近づいてみると、、、
ジャスミンのような白く清楚な花びら。やっぱり!間違いない!ついに探し物発見!!


残念ながら日本では見かけることができない植物なので、正式な名前がわからない。
たしか、インドネシアでは「Good smell in the night」と聞いたことがある。
ここ台北では「夜来香」と表示されていることから、
なるほど。意味はみな同じ。と納得して香りを確かめてみると、、、
クチナシを爽やかにしたような甘酸っぱい香りがフワ〜っと漂ってきた。
そして突然、記憶の扉が開かれた。
かつて訪れたバリ島のホテルにさりげなく飾られた白い花を思い出し、なんとも幸せ気分に♪
そんな至福の香りを堪能しながら、バケツごと買いたい衝動を抑えつつ
残されたホテル滞在日数が少ないことを恨んだ。
それでも諦め切れない往生際の悪い私、
行く先々で「夜来香」を見かけては、香りを記憶に留めようと鼻を近づけては嗅ぎまくる。

でも、大丈夫。このすばらしい香りは楽しい台湾旅行と共に再び私の脳にしまったから
また異国の地で「夜来香」と再会したとき、記憶と共によみがえってくるハズ。。。
と、自然の香りが持つパワーと自分の五感を信じながらも
後ろ髪を引かれる思いで花市場を後にした私だった。

メグミ

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