2009.01.16 Friday 18:41

オリーブの実


チュニジアでオリーブの木に魅せられた私は
新たなるオリーブとの出会いを求め、まずはマルシェ(市場)へ。

広い空間に広がる店、店、店。
新鮮な野菜や果物、穫れたての魚介類や捌いたばかりの生肉、
美味しそうなチーズがメインの乳製品、ステキなディスプレイの香辛料やナッツ類の乾物。
また香ばしい匂いの元をたどれば、山積みにされた焼きたてのバケット(フランスパン)やアラブパン。
そんな楽しいマルシェを隈なく歩いてい行くと、、、

オリーブ専門のお店を発見!すかさず近寄ってみる。
しかも生オリーブの実だけを取り扱っている専門店ではないか!
到底、日本では考えられない生業だ。。。と思いがら
スペースいっぱいに広げられた山積みオリーブを見て、、、品揃えの豊富なことにびっくり。そして納得。
ブルーベリーくらいのサイズから梅干しくらいのサイズまで大きさいろいろ。
プラムのような鮮やかなライトグリーン、見慣れた色のオリーブグリーン、
プルーンのようなツヤツヤしたブラックといった色もさまざまで、とてもカラフル。
しかも山積みにされたオリーブは新鮮そのもの!なんて美しいの〜
と思いながら羨ましげに眺めている私に、買い物に来ていたマダムが
「これと、これが、私のおすすめよ。食べてごらんなさい。」と
オリーブの山から小さなブラックオリーブと大ぶりのライトグリーンオリーブを
ひとつづつ私の手のひらに置き、手持ちのマルシェバスケット(藁の買い物かご)から
焼きたてのバケット(フランスパン)を小さくちぎって
「さあ、さあ、これといっしょに食べてごらん。」と言いながら私の口元へもってくる。
「メルシー」とお礼を言いながら、おすすめのブラックオリーブとパンをひとかじり。
「ね!最高でしょう♪」と言われた私は「トレビアン!」と言いながら笑顔で返す。
甘さとコクの中にちょっぴり苦みのある生オリーブ。
噛めば噛むほどオリーブオイルらしき独特な味わいを感じる。
私の知っている塩漬けオリーブの実とは少々違っていたけれど、、、美味しい♪
これがチュニジアのスタンダードなのか。。。
と、思いながらお店のお兄さんとマダムにお礼を告げ店を離れたのち
もうひとつライトグリーンの実もひとかじり。
「・・・。」
今度は驚くほど渋く、苦く、痛くてたまらない味に
涙と唾液が止まらなくなって、、、こっそり吐き出してしまった。
これもスタンダード???だとしたら、チュニジアのオリーブは渋く苦い大人味なのである。

そんな強烈な生オリーブのおかげで、渋みのあるアクが残るまずい口のまま半日過ごすことになった私。
それでも”めったにできない経験をありがとう”とつぶやいて市場をあとにした。

メグミ

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